未来のない優しさ

健吾にそう想われて幸せを感じるけど。

本心は、もちろん私も結婚したい。

それでもやっぱり…。

「結婚はできない。

子供を産めないっていうのもあるけど、私には体がいつ壊れるかわかんない不安もあるから。

今までの健吾の人生縛っておいて、この先まで
私の為に人生を決めて欲しくないの。

…だから無理」

健吾の首にやんわりとしがみついて…私も一気に
話した。

一気に言わないと、本心を見抜かれそうで…。
どんな顔してるのかもわからなくて…健吾の肩に埋めて隠した。