まぁ、そんな乙女チックな話はどうでもよくて。 とにかく側にいたいんだ。 君の側にいたいんだ。 でも伝えられず、どうしても態度に出てしまうらしいおこちゃまな私。 「どうしたの?菜美?」 「あっ、大丈夫!じゃあ座っとくね。」 無理に笑う。 最近はもう、作り笑いも上達してる気がする。 誰も"とき"を無駄にしないようにと "とき"にはいつか必ず終わりがくる。 だから私は、君とトキを共にしたいんだ。 その瞬間を大事に生きたいんだ。