「そう言わずに見てよ。綺麗な青」 「だって、だって……」 もうほんとに子供みたいに駄々をこねて。 彼の前でこんなに取り乱したことなんて、今までなかった。 そんな私を見たせいか彼は、 「見てくれなきゃ困るよ」 と、いつになく眉を下げて。 「好きな人の人生を背負えるくらいの大きな男にならなきゃと思って、 頑張って七つの海を制覇したのに」 ああ、幻滅されたかもしれな…… 「その証拠をお嫁さんに見てもらえなかったら、意味ないじゃない」 ……え?