***** 乗り換えた列車も、また終点を迎えた。 始発から昼を過ぎてもシートに座り続けていた体は、凝り固まっている。 もう列車に揺られるのは飽きた。 下車すると、潮の香りが近い。 感傷に浸るのに、海なんて絶好の場所ね。 私は自らに皮肉を吐きながら、ゆっくりとホームを降りた。