alter ego~君と僕~

「はるはる、いや、…遥日?」



胸の奥がじんわりと暖かくなる。



「…うん。わたしは遥日だよ、航くん」

「久しぶり。…遥日」

「…久しぶり」





「…ごめん」





航は呻く様に言った。



「…航くん?」

「遥日を、守れなかった」



航くん…。

まだ、その事を…。



「気にするだろう。航は。

幼馴染みが襲われているのを、ただ見ている事しか出来無かったんだからな」



航くん…。



「しかも、その直後から、君の様子が変わったのだからな、遥日」