alter ego~君と僕~

「貴方が、遥日っちゃんのもう一つの人格…」

「優姫は理解が早いな」



統司に掴みかかられる。



「はっ、はるはるをっ、はるはるを出せ、この野郎!」

「村中くん!」



優姫が割って入る。

咳こむ。



「統司。

《はるはる》以外は、認めたくないか?」

「何言って…」

「ボク…《メイル》も、遥日の一部だ。統司。君が愛せるのは《はるはる》だけか?」



統司は息をつまらせた。



「それに、知らんのか?

遥日は、そのあだ名を気に入っていないのだぞ?」