『あ、』 彼は耐え切れず 直ぐに私に背を向けた。 恥ずかしさを振り切るように 声を裏返しながら言う。 『す… すぐ 準備するから』 (違う、いまは、卵焼きなんて) どうでもいい。 後ろから彼を抱きしめる。 身長差はさほど無い。 髪に顔を埋める。 甘い香りに オカシクなりそう。 今日ははっきり言う。 遠回りするのは、じれったい。 『ベッド…いこ。』