あー、もうダメだ。
まおのなんとも言えない満足気な顔。 目は細めて、口角はつり上がって……。
「いっくんってメロン好きなんだ。 …… あたしは“スイカ”の方が好きかと思った」
……… ほー。
まおは知っていたんだ。 俺がメロンよりスイカ好きって。
……… だったら、どうして母さんが聞いた時に“スイカ”って答えないんだよ。
そうだったら“スイカ”だったのによ。
ちくしょー。
背中しか俺からは見えないけど。
ほら、母さんなんか楽しそうにメロン切っているし……。
本当なら、あのまな板の上にはメロンじゃなくてスイカだったのに。
次は絶対“スイカ”を切ってもらおう。
「はーい、出来たわよ」
「やったー! おばさん、ありがとう」
んー、まあ。 まおが喜んでいるみたいだし……。
メロンはメロンで悪くないな。
まおのなんとも言えない満足気な顔。 目は細めて、口角はつり上がって……。
「いっくんってメロン好きなんだ。 …… あたしは“スイカ”の方が好きかと思った」
……… ほー。
まおは知っていたんだ。 俺がメロンよりスイカ好きって。
……… だったら、どうして母さんが聞いた時に“スイカ”って答えないんだよ。
そうだったら“スイカ”だったのによ。
ちくしょー。
背中しか俺からは見えないけど。
ほら、母さんなんか楽しそうにメロン切っているし……。
本当なら、あのまな板の上にはメロンじゃなくてスイカだったのに。
次は絶対“スイカ”を切ってもらおう。
「はーい、出来たわよ」
「やったー! おばさん、ありがとう」
んー、まあ。 まおが喜んでいるみたいだし……。
メロンはメロンで悪くないな。



