そんな時、ふと目に止まった。
――― 『難聴の本』
まおの難聴を知って、三ヶ月経った。
それなりに体調は良いみたいだが……
一時は具合が悪い日が何日が続いたみたいだけど。
その中でも頑張っていたみたいだし……
『難聴とは……』
そんな事から始まる。
まおの難聴を知って難聴を調べなかった訳じゃないけど。
どうも、こうやって歩いていても『難聴』という言葉に目が止まってしまう。
「ダメだな……」
まおが毎日元気にやっているのに、俺が少し弱気になっている。
――― まおの耳が本当に聞こえなくなったら。
たまにそんな事を考えてしまう。
どうにかして直してやりたい。
そう、思うけど。
正直…… 俺には何もしてやる事はできないんだ。
まおが元気になるなら何でもしてやりたい。
宿題以外はな。
――― 『難聴の本』
まおの難聴を知って、三ヶ月経った。
それなりに体調は良いみたいだが……
一時は具合が悪い日が何日が続いたみたいだけど。
その中でも頑張っていたみたいだし……
『難聴とは……』
そんな事から始まる。
まおの難聴を知って難聴を調べなかった訳じゃないけど。
どうも、こうやって歩いていても『難聴』という言葉に目が止まってしまう。
「ダメだな……」
まおが毎日元気にやっているのに、俺が少し弱気になっている。
――― まおの耳が本当に聞こえなくなったら。
たまにそんな事を考えてしまう。
どうにかして直してやりたい。
そう、思うけど。
正直…… 俺には何もしてやる事はできないんだ。
まおが元気になるなら何でもしてやりたい。
宿題以外はな。