「今度はちゃんと着替えたのね」
「あぁ」
両手に皿を持っている母さんが部屋から出てきた俺に気付いた。
まおは何気にテーブルについている。
まおの向かいに父さんが座っているのが腹立たしいが…… ここで、父さんに「場所変われっ」なんて、言いたくない。
どうせまおの隣は母さんだな。
しょうがなく、俺は父さんの隣に腰を降ろした。
しょうがなくだ、しょうがなく!
「はい、樹の朝ごはんね」
「どーも」
もう10時かよ。 早いな、こんな時間に朝メシ食って、昼は大丈夫か?
昼はそうめんとかがいいな。
…… 夏だし。
「まおちゃんは何か食べた?」
「家で朝ごはん食べてきました」
「そう、まおちゃんは偉いわねー。
どっかの誰かさんと違って早起きで。 …… ねー、樹」
このクソババア。 それって、完璧俺の事じゃん。
今日はたまたま遅く起きただけで普段ならもっと早く起きれるし。
「あぁ」
両手に皿を持っている母さんが部屋から出てきた俺に気付いた。
まおは何気にテーブルについている。
まおの向かいに父さんが座っているのが腹立たしいが…… ここで、父さんに「場所変われっ」なんて、言いたくない。
どうせまおの隣は母さんだな。
しょうがなく、俺は父さんの隣に腰を降ろした。
しょうがなくだ、しょうがなく!
「はい、樹の朝ごはんね」
「どーも」
もう10時かよ。 早いな、こんな時間に朝メシ食って、昼は大丈夫か?
昼はそうめんとかがいいな。
…… 夏だし。
「まおちゃんは何か食べた?」
「家で朝ごはん食べてきました」
「そう、まおちゃんは偉いわねー。
どっかの誰かさんと違って早起きで。 …… ねー、樹」
このクソババア。 それって、完璧俺の事じゃん。
今日はたまたま遅く起きただけで普段ならもっと早く起きれるし。



