そんなもん……。
「するわけねーだろッ!」
…… なんなんだよ。 その“せっかく二人っきりにしてあげるのに”みたいな顔は。
俺がまおに告白なんか今、するわけ無いし。
つーか、今言ったら絶対まおに避けられそうだ。
そうなるなら…… いっそのことしない方がいい。
告白なんかしてまおを傷つけたくねぇよ。
「いっくん?」
あっ…… もしかして俺らの会話が聞こえたか?
だったらヤベーよな。
「どうした?」
あくまでも、優しく……。
「なんかいっくんの大きな声が聞こえたから、どうしたのかなーって思ったの」
よかった。 一応、俺らの会話は聞こえなかったみたいだな。
あんな恥ずかしい会話、まおに聞かれたくねぇよ。
「今行くから待ってろ」
「はーい」
返事だけはなぜかいいんだよな。
キリッと両親を睨み付けて、まおの待つ部屋に向かった。
「するわけねーだろッ!」
…… なんなんだよ。 その“せっかく二人っきりにしてあげるのに”みたいな顔は。
俺がまおに告白なんか今、するわけ無いし。
つーか、今言ったら絶対まおに避けられそうだ。
そうなるなら…… いっそのことしない方がいい。
告白なんかしてまおを傷つけたくねぇよ。
「いっくん?」
あっ…… もしかして俺らの会話が聞こえたか?
だったらヤベーよな。
「どうした?」
あくまでも、優しく……。
「なんかいっくんの大きな声が聞こえたから、どうしたのかなーって思ったの」
よかった。 一応、俺らの会話は聞こえなかったみたいだな。
あんな恥ずかしい会話、まおに聞かれたくねぇよ。
「今行くから待ってろ」
「はーい」
返事だけはなぜかいいんだよな。
キリッと両親を睨み付けて、まおの待つ部屋に向かった。



