「浅姫。明日から引っ越し準備な。シャワー借りるぞ・・」

そういって、バスルームに消える。

えっ?

ベットから出て課長をバスルームまで追いかける。

「えっ?・・陽輔?」

「真野部長に許可もらったから。浅姫は引っ越し準備・・・。」

えっ?

「早く出ないと、俺パンツ脱ぐけど・・?」

「だ、、ダメッ。」

慌ててバスルームから出た。


課長がシャワーから出るのを待って、話を聞いた。

今日は、叔父さんと野島部長と飲んでたと。

だから、二人にはもうばれたぞって笑った。

そして叔父さんに私との同棲の許可をもらったと。

「叔父さん、良く許してくれたね?」

課長は一度チラッと私の方を見た。

「うん・・・。まあ・・・」

・・・・??

「なに?」

「嫌・・・。別に・・・。さ、寝るぞ・・」

なんだか、うまくはぐらかされた気がするけど・・・。

結局、叔父さんに結婚したいとまで、課長が言ったと知るのはまだまだ先の話・・・。