最後の恋

数日経って、今日はいよいよ斗馬のご両親も打ち合わせの日。

いつも以上に緊張してた。

この仕事して、こんなに緊張したのはいつ以来だろう・・・。

真比呂さんも心配してくれて、何度も声をかけてくれてる。

打ち合わせまで、後1時間・・・。

カウントダウンが始まった。

フロアでソワソワして、資料の準備を始めた。

「真野さん、ちょっと」

「はい」

珍しく、長谷課長が私を呼んだ。

課長は誰もいない、会議室に入った。

「大丈夫か?」

「大丈夫・・・。」

全然大丈夫じゃないけど、そう答えた。

課長がそっと手を握ってくる。

「無理するなよ?」

「うん」

「なんかあったらすぐ呼べ」

「うん」

課長がそっと、唇を重ねる。

不思議。

こうしてると、課長が緊張を吸い取ってくれてる見たいに落ち着く。

課長の唇は、私の唇から離れて首に降りていく。

チクッと痛みを感じる。

「よ、、陽輔?」

「ちゃんと、化粧直してからいけよ」

そう言って、課長は会議室を出て行った。

課長のおかげで、私は緊張がほぐれた。