蒼空兄が叫ぶ。 「コイツは灰梨だ。姉の私が言うんだから間違いないよ」 晴羅ちゃんが男を指差して言った。 ウソ… 灰梨なの…!? だって灰梨は… ちっちゃくて可愛くて… こんなヤンキーじゃなかったよ!? 「明梨、久しぶりだな」 灰梨がニッコリ笑って私に手を差し出した。 昔は『明梨お姉ちゃん』だったのに!! 「こっちこそ…久し、ぶり…」 戸惑いを隠せないまま、私は差し出された手を握った。 グイッ 「きゃっ!!」 ぽすっ…