~Mari side~
うちは、仕事が終わり、由美ちゃんに送ってもらい、自宅マンションに帰って着て、リビングで、くつろいでてん。
しばらくすると、翔ちゃんが帰って着てん。

真『おかえり~』

翔『おっ、ただいま』

真『なにか~、飲む?』

翔『ビールくれへん』

真『おん!今日は、ご飯食べてこんかったん?』

翔『おん、食ってきてへん』

真『ん~?そうなんや…なんか、作ろうか?』

翔『あぁ、ええわ…それより、ちょっと、ええか?』

真『おん…はい』

翔『おぅ、サンキュー!…グビッ…うまっ』

真『…で、なに?』

翔『あんな、明後日、俺ら全員で、記者会見すんねん…』

真『はぁ?なんの?』

翔『その前に健人の事や…』

真『えっ…』

翔『今日な…亮が全部、ホンマの事話してくれたんや』

真『…ホンマの事?』

翔『…あぁ…聞くか?』

真『…おん』

翔ちゃんは、たけちゃんが話してくれた、全てを隠さずに話してくれてん。
それに翔ちゃんが、事務所に居った時に、中島くんに聞いた話も全て、うちがたけちゃんに別れを伝えてからたけちゃんが荒れて、女遊びをしまくって、してしまった事も、うちは、なんも言えへんかった。
たけちゃんは、うちや仲間を守る為に自分を犠牲にして、守ってくれたんに、うちは、まんまと、大島さんの策にハマって、誤解して、勝手に傷ついて、たけちゃんを傷付けて取り返しのつかない事をしてしもうたんや。
自分のせいなんに、自分で、した事なんに、出したくないのに涙が溢れ出して止まらへん。
止めようとしても、止めようとしても、涙は、止まってくれへんかった。