翔『健人は海斗を紹介したのが、自分やからって、思うて…自分だけ犠牲になろうとしたんか』

健『えっ!』

翔『俺ら、いつから、一緒に居ると思ってんねや!健人と真莉が、同じに産まれてきたんやから…俺は、おまえが、真莉と一緒に過ごして来た時間と同じだけ、一緒に居てんぞ。
しかも、健人は、俺と性格、似すぎやねん!解らんわけ、あらへんやろ』

健『…翔太くん…』

龍『…せやけど、その海斗ってやつのの事は、判らんけど健人は、大島さんとは、1回だけなんか?』

健『…おん。何回か電話あってんけど全部、無視してん。せやけど、あまりにもしつこいんで、携帯変えてん』

丸『せやから、何ヶ月か前に急に変えたんや…』

健『…おん』

龍『…せやったら、なんで、大島さん、手出してこんのや?
おかしいやろ!健人は、1回だけで、その後の電話も出んのやぞ!普通、頭にきて、次の手に出るんやないか?』

健『あっ!その事なんやけど、真が電話で言うてた
“映画の海外ロングロケで、来週には、帰ってくる。俺、次のドラマあの人と共演するから、大島さん待ちで、クランクINが遅くなった”って…』

龍『なるほどな~…』

省『…手出してこんかったんは、大島さんが、海外に行ってて、手出せへんかったんか…。
せやったら!来週帰ってくるなら、ヤバいんと違うか!?』

健『そうやねん。せやから、俺みんなに言わな思って…』