~Shota side~
あれから、俺は、迷路に迷い込んだま、一睡も出来ずに朝になり、絵里のマンションへと向った。
今から、行く事を由美さんに連絡しといたから、マンションに着くと、バンが、止まっとった。
そこから、絵里が、顔を出し、挨拶を交わすと、車へと乗り込んだ。
俺が乗ると、すぐに由美さんの運転で、車は、走り出した。

翔『おはようございます』

由『おはよう、これから、先生の所に行くわね!』

翔『はい…あの先生って?』

由『心療内科の先生のところよ!大丈夫よ、安心して、信頼出来る人だから』

翔『はい、わかりました』

やっと、“謎の先生”と初対面やな~。
心療内科の先生やったんか。
“心”を治す先生か…。

真『…翔ちゃん?おはよう』

翔『おう、ゴメンゴメン。
真莉、おはよう。気分は、どうなんや?』

真『ん?気分?落ち着いてるよ。
なんかね昨日翔ちゃんに携帯の事、話したら少し、楽になった』

絵『真莉には、みんなが、付いてるんやから、安心しいや!』

真『おん。絵里ありがとうね』

絵『おん』

絵里と由美さんには、昨日、真莉が寝たら、連絡が、来る事になっててん。
せやから、2人とも携帯の内容は、解ってんねん。
絵里は、泣き崩れてたみたいやったけどな。

例の画像は、まだ、見せてないんや。
あれは、グロ過ぎんねん。
せやけど、あの画像って、自分らで撮れるんやろうか。
そんな事を考えてたら、ある建物についてん。
車から降りて、3人に着いて行くとそこは、会社なんかが、入ってるビルらしくどんどん進んで行くと、1つの部屋の前で、止まってん。