~Eri side~
うちは、真莉より先に、目を覚まし、リビングに居る、由美ちゃんの所に行った。
すると、由美ちゃんは、どこかに電話してるみたいやった。.
電話が、終わり、うちに気付いて、

由『あっ、絵里起きたのね…真莉は?』

絵『まだ、眠ってる…』

由『そう…』

絵『どこに電話してたの?』

由『私の良く知ってる心療内科の先生よ。
今日は、その先生のところに真莉を連れて行くわ…』

絵『うちも行く!
それと、翔ちゃんたち、今日からツアー始まってん、最低でも3日は、戻って来れんし、せやから、真莉をこのまま、ここに、ひとりで置いとくんは、アカンから、うちの家で、一緒に住むわ…』

由『そうね…そうしましょ。
絵里が側に居れば、真莉も少しは、落ち着くでしょ。
それじゃ~、これから、先生のところへ、真莉を連れて行くわよ』

絵『…おん』

それから、うちたちは、支度をして、うちは、真莉の荷物を纏めてん。
由美ちゃんは、マンションの前に車を回して、戻って来た所で、真莉を起こしてん。

なんだか、まだ、朦朧としとる、真莉を由美ちゃんが負ぶって、車まで、連れ行き、後部座席に乗せてん。
うちは、真莉の荷物を持って、後部座席の真莉の隣に座った。
そして、由美ちゃんの運転で、先生の所へ向って、車が走り出した。

絵『…真莉』

真『絵里…』

絵『どうしたの!?』

真『うちどこ行くの?』

絵『えっ!え~っと…』

由『お医者さんの所よ!昨日は、よく、寝れたでしょ?!
そのお薬をもらいに行くのよ!大丈夫よ!』

真『うん、寝れた。
まだ眠い感じする。うち昨日…』

絵『…ッ…む、無理して、言わんとええよ。うちが側に付いてるからね!
今日から、うちの家にお泊り会しよ~な』

真『絵里の家?なんで?』