絵『真莉?!ねぇ~!
真莉、真莉!!』

由『真莉!!真莉!!…』

ス『真莉ちゃん、意識ないみたいです!
でも、呼吸と脈は、大丈夫です!
今、救急車呼びましたから!』

由『すみません!ありがとうございます』

そんな、遣り取りをしている間も、うちは、真莉の名前を呼び続けていた。

しばらくして、救急隊員が来て、スットレッチャーで、真莉は、運ばれた。

由『絵里!絵里は、真莉に着いて行って!
私は、社長とご家族に電話してくるから、行くから、病院に着いたら、どこの病院か連絡して!
あなたが、しっかりしなくちゃ!相方でしょ!ね?』

絵『…おん、分かってる。由美ちゃん?
家族なら、翔ちゃんが今、東京で、仕事してるから、実家じゃなくて、翔ちゃんに連絡して!』

由『分かったわ!じゃー、お願いね!』

絵『おん』

うちは、真莉と共に救急車に乗って、病院へと向った。