~Taketo side~
俺は、ある事を決意してん!
まだ、真莉には、言えへん事やねんけどな。
翔太くんに相談してら、笑顔で、賛成してくれてん!
まだ、他のメンバーにも話してへんのやけど、話さななって思ってんねん。

全員のスケ合う日探さないかんしな~。
Sky Blueのスケが全員オフな日は、OKやけど、マリオネットのスケが…。
ムズイんかな~。

真『…ちゃん…ちゃん…たけちゃん!!』

健『えっ!』

真『えっ、やないやん!どないしたん?
眉間に皺寄せて、ずっ~と、う゛~んって、唸ってんで!?』

健『マジ!?俺、唸ってたん?!』

真『おん、なんかあったん?』

健『えっあ、な、なんもないで、ただちょっと、考え事しとってん…』

真『大丈夫?!相談にのろうか?!』

健『おん、大丈夫や!仕事の事やから、心配せんで、平気やで』

健人は、真莉の頭をポンポンとする。

真『ん~、おん、分かった…ホンマ、なんかあったら、言うてよ!』

健『分かってるわ。真莉は、心配せんで、大丈夫やで』

真『おん』

危ない危ない!!俺、なに唸ってたんやろ。
この事は、真莉に相談出来る訳ないやろ~。
サプライズで、してやりたいんやから。
俺は、それから仕度して、真莉に見送られ、仕事に出かけて行ってん。