~Eri side~
バタバタバタバタ…

絵『真莉?!』

由『今の声、真莉だったわよね!?』

絵『おん!由美ちゃん!』

由『うん!行こ!!』

うちは、どんどんと大島さんに追い詰められ、意味も分からないまま、突き飛ばされて、階段を転げ落ちていった。
最後に頭を打ったと同時に意識をなくした。

うちと由美ちゃんは、真莉よりもほんの少し、前を歩いててん!
そないして、気付いたら、後に真莉の姿がないから、引き返してん。
そしたら、突然、真莉の悲鳴が、聞こえて、うち達は、来た道を引き返した。
そこには、悲鳴を聞き付けたであろう、数人のスタッフさんが居った。
スタッフさんと、別に名前が出てこないんやけど女優さんが居った。
その女優さんが、その場を立ち去る時に、変な笑みを漏らしててん。
その時のうちは、その女優さんの事に?を浮かべたまま、階段の方へと向った。

ス『真莉ちゃん!真莉ちゃん!!』

ス2『救急車呼んで!!急いで!!』

ス3『はい!…もしもし?』

ス2『マリオネットのマネージャーさんは?…あっ!』

うちが見た光景は、とんでもないものやった。
階段の踊り場に倒れとる、真莉と慌ただしく動く3人のスタッフさん。
うちと由美ちゃんは、階段を駆け下り、真莉に近づいた。