～Taketo side～
俺は、目を覚まし、隣にぬくもりを感じへんくて、飛び起きてん！
急いで、リビングに行くと、朝飯とメモがあってん。
あっ！そや、昨日真莉が“明日は、めっちゃ早い！”って言うてたんや、だから、起さないで行く言うてた事を思い出してん。
それから、俺は、夕方から、雑誌の撮影に向う為、ここから10分の所に居る拓斗に連絡して、来るまでに着替えて準備して朝飯というか、昼飯よりも遅くなってもうたけど…。
真莉が作ってくれた飯を温め直して食ってる所へ、拓斗が来てん、せやから、中へ入れた。

拓『…なんや、仲直りした思うたら、いきなり、同棲かいな～』

健『…翔太くんも居るけどな』

拓『あぁ～、…翔太くんは、東京では、ひとりでは、生きてかれへんから、それは、しゃ～ないわ！』

健『東京ではやなくて、大阪でもやろ？』

拓『そやね！言う通りやわ！』

健『寂しがり屋から、しゃ～ないやろ』

拓『どんだけ、寂しがり屋やねん！
せやけど、たけちゃん、真莉と結婚したら、翔太くん、お兄さんやな～』

健『前に言われたわ！
“結婚したら、俺の事は、お兄様って、呼べ！”って』

拓『なんやそれ…せやけど、ホンマに戻って良かったわ』

健『…悪かったな…心配かけて』

拓『ええねん、仲間やねんから、迷惑も心配も…
いくらかけてもええねん』

健『おん、ありがとう』

それから、俺たちは、スタジオへ向かった。
今日の撮影は、俺と拓斗と龍くんの3人だけの撮影やったんやけど、龍くんがドラマの撮影が終わらないとかで撮影が違う日になったらしく、俺と拓斗は、撮影が終わり…。
今日は、ラジオにSky Blue全員で出演する為に俺らは、ラジオ局へ向かった。
ラジオ局の控え室に着くと既に大阪に帰った組が全員先に居ってん。