「ねぇ…雫、あの人アリバイが絶対に証明されると、言ってたよね」 「それなら、大丈夫。それに、あの人が犯人だとは、限らないでしょ?」 「雫はどうして…此処に来たの?」 涼子は、あの時言った理由が真意ではない、と思っているみたい。 「間違いを証明するため…かな」 涼子もそれ以上は、追求しなかった。 「あの…青井の友達ですか?」 タイミング良く、声を掛けてきたのは、最初の狂言の時にいた青年。 「はい」 「俺寛子の彼女なんです。俺も、捜査に協力したいなと」