「石山と申します。青井君の友達だと聞いております」 「はい、春岡です。彼女は、古田さん」 「ど、どうも」 丁寧で、柔らかい人に見える。 でも…何か知ってる。 「それで、何か?」 「山口寛子さんをご存知ですか?」 「えぇ、知ってますよ」 「彼女が自殺しようとしたんです」 「そ…んな」 演技にしては、うまい。 もしかしたら私の間違いかもしれない。 「山口寛子さんがどんな人か教えて頂きたいんです」 「彼女は、真面目で授業にもきちんと出ていますよ」