すると、パタパタと足音が此方へ近付いてきた。 私に近付く物好きは…1人だけいる。 先程言った、‘例外’が。 「おはよ、雫」 「おはよう」 私は、彼女をゆっくり見上げた。 クリクリとした瞳を此方へ向け、頬紅でほっぺがほんのり赤い。 彼女は、古田涼子。 クラス委員をやる活動的な子。 クラスのムードメーカー的な存在で、頼れるクラス委員って感じかな。 だから友達も、多い。 そんな彼女は、何故か孤立している私にも、笑顔で接してくれた。 いつの間にか、親友と言える存在になってた。