とりあえず、俺はこの建物の管理人を探すことにした。 時間は、まだお昼過ぎ。 時間的には、掃除でもしてるくらいか? とにかく、勘に頼り5階で降りてみた。 8階のうちで、どこに管理人が居るかなんて雫ですら、わからないだろう。 「きゃー!!」 俺の勘は、間違って無かったようだ。 ともかく走り出した。 …ところが、その声が聞こえた部屋の扉は開かない。 応答すらない。 やられた…! 再び、エレベーターの前へと戻る。 しかし、それは下っている。 俺は、迷わず2階へと階段で下っていった。