「別にでしゃばった訳ではありませんよ。私も、なんで昨日あんなことしちゃったか私にもわかりません」 「私も、雫ちゃんのことまだわからないんだけど…我慢は時に必要ないのよ」 「ああ、やりたいようにやればいいさ。そういう所、嫌いじゃない」 深く関わった訳でもないのに、みんなが分かってくれる。 普段こういう友達は、涼子しかいないから、胸が温かくなる。 「私じゃ、役不足だとは思いますが、よろしくお願いします!」 ぺこりと、頭を下げた。 これから仲良くしていきたい。 私も何か、役に立ちたい。