目覚めは、快適…って訳でもないかな。
昨日の一悶着のあと、翌日――つまり今日だが――に会う約束をして、別れた。
互いに、関わることを望んでいたわけで、この縁を大切にしようということみたいね。
まあ、それには賛成なんだけどさ。




いつもクール?なんて、言われた私が、夜も眠れないほどに興奮したのは、小学生の時の遠足以来だ。
いや、初めて推理小説を読んだ日以来かもしれない。






高鳴る期待を、抑えて身支度を整えた。
彼らは、この私の家にやって来るらしい。