翌日、私は学校を休んだ。
何故なら、犯人からメールが来たのだ。





『地図の場所に来い』




と、書かれ地図が添付されていた。
海沿いにある、倉庫のようだ。
もう犯人と、対峙する意外に道はない。




その前にと、明さんに手紙を書いた。
あの日のことを、ごめんなさいと最後に添えて。





何となく、死を覚悟した。
たとえ、死んでも後悔しないように…なんて思ったら、笑えてきた。
どこの名探偵だよ、なんて自分にツッコんでみたりもした。






その手紙を、事務所のポストに入れて、犯人のアジトへ1人で向かった。