私達は、ある依頼を受けた。
子猫の居場所を探して欲しいと。
何でそんなことをやるか…といえば、実はこの部屋の外に掲げられた看板に『法律探偵事務所』と書かれている。
だから、本来事件の捜査とか裁判の手続きとか…をやるべきなんだろうが。
此処に弁護士は居ない。


ただ、私は夢だった。
事務所を出すことが、それでミステリー好きな私はこんな名前をつけたわけだが。



舞い込む依頼は、掃除や買い物、人捜しから動物捜索も。
『なんでも屋』と化していた。






まあ、結局彼の報告により家出ではなくて、そもそも依頼主の元に居ることが家出だったわけだ。