室内には、私を含めた3名が揃った。
私は、そっと立ち上がって口を開いた。







「さて、調査結果をお願いします」



「調査結果って…別に事件じゃあるまいし」





そう言って、悪態を着く彼女は、海野宏美。
『科学捜査研究所』という所謂、事件を調査する機関に勤めている。
美人で、天才な彼女は研究所の中でもずば抜けた才能の持ち主らしい。
男気が強い所が、たまに傷だろうか。







「うっさいよ、宏美。ともかく、あの子猫は違う家で飼われていたんだ。だから、家出じゃない。依頼…するほどでもないんだよ、全く」