私は今、大きな橋の下に居る。

頭の上を轟音が駆け巡ってるみたいだ。


取り敢えず落ち着こう。

そう考えた私は、この三日間の事を思い出した。

私は砂浜で子供達から虐められてる亀を助けた。
そして、亀の甲羅に乗り
龍宮城
へと連れて行かれた。
私は
乙姫様
から接待され、心身共に楽しい三日間を過ごした。
そして帰る時に此の
玉手箱
を貰って。
その後、砂浜で掘っ建て小屋で寝た。


その他に何がある?


そして何故私が走ってる時に

「あっ!浦島太郎だ!!」


と私の名前を知っていたのだろう・・・?


不思議だ・・・。