何だ?私は今何処に居るんだ?!



頭の中で
私は未だ、戻って来て無いのでは?

と過ぎった。

それで私は、小屋から出た私を見てる若い男性に話しかけた。

「此処は何処ですか?」と。

そうすると彼はこう答えた。

「へぇ〜、
面白いコスプレですね!
いきなりトラックの荷台から出て来た人が、昔噺の

うらしまたろう


みたいな格好なんだもん!
何かの撮影ですか?」


何故だ?
何故この青年は私の名前を知ってるのだろう?
それにトラックとは何だ?


もう本当に訳が分からない!

青年に又質問しようとしたが、彼はもう消えていた。


そして今度私は側に居た女性に聞いてみた。


「此処は何処ですか?」と。

私を見た彼女は怪訝そうな顔で、こう答えた。


「しぶや」