…え?




…今、何が、起きたの?







目の前にはあたしを見下すリュウの顔。




そしてそのリュウは、

「調子乗んな。でも美味しかったよ(笑)」

とあたしに向かって言った。











最低。


こんなリュウ、嫌い。


こんなリュウ、リュウじゃない。











あたしはリュウの瞳を睨み付けようと思った。


けど、出来なかった。


瞳だけは、いつものままだったから、。









「サトル、ごめん、フライングしちまったぁ(笑)」

そう言うリュウ。




スギウラサトルも子分達もまたもや笑う。










「お前、ズリィぞー(笑)」

これを見てスッキリしたのか、少し機嫌が良くなったスギウラサトルが言った。










「さぁて、本番始めようか。」


そうスギウラサトルが言った瞬間だった。












男子トイレのドアが大きく開いた。





入って来たのは、…




「みんなッ!!!」




ツバサとシュウとヤスとタクヤだった。











みんなはア然しているスギウラサトルやリュウや子分達を次々と倒し、あたしを連れてそこから去った。