プルル…♪ プルル…♪ 深夜、携帯の電話が鳴った。 絶対リュウだ! あたしはサブディスプレイもよく見ずに電話に出た。 「もしもし!?リュウ?」 「は?」 あ、シュウか…。 「どぉした?」 「今日また何サボってんだろーなぁって。」 「なんか、学校行きたくなくて街フラついてた!」 街フラついてたのは事実だし、嘘じゃない。 「そっか。」 色々と話した後、電話を切った。