「まじなんなの!じゃ、帰ります!!」
あたしはあの日のようにまたスタスタと歩き出した。
「待てよ!」
「何!!!」
本当、なんなの、。
「今日は俺に付き合え。」
はぁー!!!
ヤろうってか!!
最初からそれかよ!!
「変態男!!!」
……。
「は?」
「え?」
もしかして、あたし、勘違いし、ちゃった……?
「お前何想像してんのよ(笑)」
「ち、違っ、…。」
キャー!!!
恥ずかしー!!!!!
「ちげーし。まぁ、いいから、来い。」
あたしは馬鹿だ。
見知らぬ奴なのに、妙に安心してる。
心のどこかで喜んでる。
この際、どうなったって、良い。

