キミガイタ120日


すると、聞こえて来たのはあのギターの音色だった。





なんか、癒される。



その音色はあたしの涙腺を刺激する。












「あ、リュウ!」





「おぉ。ってか、お前、何泣いてんの?」







え…?

嘘?

あたし、泣いてる?





「い、嫌、別に…。」






するとリュウはギターの演奏を突然止めて、近寄って来て、…






次の瞬間。





───ッ。






私は気付けばリュウの腕に包まれていた。