キミガイタ120日




ユウタの口元がわずかに緩んだ。






そして、突然閉めたはずの体育準備室のドアの鍵が外側から開けられた。








───ガラガラッ。








ドアが開いて入って来たのは、スギウラサトルともう一人の子分だった。







「馬鹿なのはてめぇらだろ?俺の予想通りの行動とりあがって。あー、笑えてくる。」















嘘、…、でしょ……?









最初から仕組まれてたんだ…。

袋のねずみは、あたし達だったんだ。








この状態で、…勝てるわけないよ…。










バコーン!!




シュウもヤスもタクヤも着々とボコられてる。






ヤバい、次、あたしらだ…。









シュウ、守る、って言ったじゃん。





ヤバい、
助けて!!!