キミガイタ120日





「あ、いたいた♪」




3年のスギウラサトルの子分的存在のユウタって奴。

おしっ!!




やるぞ!!!





まずツバサが告白と見せかけて体育準備室に呼び出す。







「あのぉ、ユウタ先輩?」



「ん?」




「ちょっとぉ、来てくれませんか?」





ツバサについてユウタは着々と体育準備室に向かう。







そして、とうとう…、あたし達が隠れる体育準備室に到着。




ドアが閉められる。

鍵も閉めた。





これで完全に袋のねずみ状態。










「先輩、好きです♪…………なぁんてね。まんまと騙されやがって。」




あたし達がぞろぞろと出てくる。









ユウタはだんだんと顔が青ざめて行く。



「う、嘘だろ…?」









───しかし、次の瞬間。