キミガイタ120日





───「何かあったの?」



意味分かんないこいつは突然、そう尋ねて来たのだった。






名前も知らない人に話すわけないじゃん!


突然なしたの、この人。







「別に!」






「ふーん。」



また素っ気ないし。














そしてまた小さな沈黙が流れた後。






「名前なんつーの?」





「アズサ。」






「アズサか。」




アズサですけど何か?





「そっちは何てゆーの?」






「リュウ。」






「リュウか。」





「お前何さりげなくパクってんのよ。」





「バレた?(笑)」


















───あ、。

笑った。


サングラス掛けてるからよく分かんなかったけど、今、笑ってた。












リュウ。


なんか変な奴だけど、ウケんね。