やっと、俺とアズサは結ばれた。 なんか、こんな気持ちになったの久しぶりだ。 つーか、初めて。 そんくらい、好きだ。 俺らはまた今までのようにいつものベンチに座って喋った。 俺の肩に寄り添うアズサ。 あとは校内統一だけだ。 俺の手に掛かればあいつらに権利を譲ることくらい簡単だ。 しかし、それではきっと意味が無い。 だから、あいつらに任せる。 あの写真のネガさえあれば、余裕だろ、きっと。