DRY heart ICE hand

だから、帰れっただろーがっ!!



だーかーらっ!“余計なコト”くっちゃべってねーでさっさと寝ろ、っただろーがっ!!



はぁ…ほんと、世話の焼けるヤツ。



でも…。



俺はもう一度オデコをポンポンっと軽く叩き、小さく唸り声をあげる坂下を見つめながら、その前髪をクシャクシャっと撫でた。



コイツの…こーいうヤツらの面倒を見んのが俺の仕事。



こーいうヤツらの面倒を見て、初めて飯が食えんのが俺の仕事…なんだよ…な…。