結局祐介の部屋でみんなで寝る事になった。




あり得ないんですけど。




ここから逃げ出したい気分。




祐介はそんな私をずっと心配してくれる。




小さい時から眠れない時は、いつも祐介の部屋に来た。




祐介に抱き締められると安心して眠れた。




私は誰よりも祐介が好き。



血の繋がりがなくても、祐介は私にとって兄にかわりない。




私の友達はみんな私の事を羨ましがる。




あんなイケメンのお兄さんたちに囲まれていいなぁ。



良い訳がない。




祐介以外はどうしようもない男だから。