これじゃ話合いにならないじゃないか。




みんな勝手な事言い出して話がまとまらない。




その時部屋のドアが開いた。




阿南が枕を持って立っていた。




「祐介怖い夢見た、眠れないから一緒に寝ていい?」



みんなで阿南を見る。




阿南、そのパジャマ透けてるじゃないか。




「なんでみんな祐介の部屋にいるの?



あ、みんなも眠れないんだ。」




4人で大爆笑。




『阿南、おいで一緒に寝てあげるから。』




「阿南、今日は啓介と寝ような。」




「いや阿南、今日は良介がいいよな。」




「いや、いや今日は恭介と寝ましょう。」




おまえらいい加減にしろ!



「私は祐介じゃなきゃ眠れない。」




ほら、みんな自分の部屋に帰れよ。




「じゃさ、みんなで祐介の部屋で寝ようぜ。」