一週間分の食材を買い混んで私は祐介に家まで送って貰った。




祐介は仕事があるので会社に戻った。




良介と恭介が仕事に出掛けるとこだった。




二人とも派手なスーツが似合っている。




「二人とも夕飯残して置く?」




『阿南、頼む帰りは24時過ぎるけど必ず食べるから。』




「今日二人とも早いお出掛けだね。」




二人が顔見せ合って、『今日は営業だから早いの?』



あぁ、キャチとかいう奴。



「女の子引っ掛けるんだね。」




『おい、おい、阿南俺たち真面目に仕事してるんだからな。』




分かってるよ。




二人とも見掛けはチャラいけど、




本当は真面目に勉強してるのも知ってる。




学費の為に二人頑張ってるんだもんね。




「良介、恭介行ってらっしゃい。」




『阿南が行ってらっしゃいのキスしてくれたら、俺頑張れるのにな。』




何でそうなるのかなぁ。