次に長男の三浦祐介と次男の三浦啓介を起こす。




祐介と啓介は親父の会社を手伝っている。




会社と言っても家族だけでやってる小さな印刷屋。




三男の三浦良介と四男三浦恭介はまだ大学生。




二人ともホストのバイトで学費を稼いでいる。




三浦家には二人を大学に行かせる余裕なんてどこにもない。




親父がお金の管理が全く出来ないので、




長男の祐介と私が全てやってる。




家の事は私一人がみんなやってるから、




私は友達と遊ぶ事も出来ない。




毎日学校からスーパーに寄って買い物。




私の青春返せつうの。




だから、恋愛も出来ない。



嫌したくないんだ。




毎日、臭い、汚い、スケベな男たちを見てるから、




男となんて付き合う気になれない。