身を隠すのは兎に角大変だ。




俺たち兄弟は別々の店でホストのバイトをしている。



親父もホストやるには俺たち兄弟で大笑い。




マジな親父には本当に参ったよ。




俺は阿南が好きだ。




今も好き。




たけど、祐介の阿南に対する気持ちを知った時、




俺は負けたと思った。




祐介は、【阿南がいなけりゃ俺が生きてる意味がない。】




俺には言えないよ。




だから、祐介の為に阿南を救い出す事を決めた。




阿南もう少しの我慢だからな。