「俺たちは、祐介がどんなに阿南を愛してるか思い知ったんだよ。



祐介は阿南の為なら自分の命も投げ出し兼ねない。



俺たちはそこまで出来ない。



だから祐介と阿南をどんな事しても一緒にさせてやりたいんだ。」





分かったよ、俺も協力するよ。




『悪いな、今日は女のとこ行くんで早めに上がらさせて貰うよ。』




仕事仲間の男が笑いながら手を出した。




黙ってやるから金をよこせと言う事なのか?




「悪いな一万でいいから貸してくれ!」




俺は無言で一万を彼に渡した。




こいつ何者?