この後絵美子先生に散々叱られた。




勿論私だけではない、村上も絵美子先生に叱られたんだよね。




イシシいいきび。




「阿南さん、毎日大変ね。お家の事ばかりして、



自分の時間がないわね。少しは息抜きしないと駄目よ。」




「絵美子先生ありがとう。私なら大丈夫ですから。



私家事好きですから、平気です。」




私が帰ろとすると、村上に呼ばれた。




『田上と阿南職員室に来てくれ。』




ヤだ、帰りたい。




私は鞄を抱え逃げようとすると腕を掴まれた。




『阿南、逃がさねぇよ。』



嫌だぁ。




結局、体育教官室の掃除をさせられた。




あり得ない。




村上、覚えてろよ、今日の恨み必ずはらしてやる。