本気かぁ、でも私恋とか分からないんだ。




誰かを好きになった事ないし、男って言ったら4人の兄たちだけだった。




祐介はいいけど、啓介も、良介も、恭介も、私の部屋には無断で入るし、




私が風呂に入ってるとのぞくし、隙あらばキスしようとするし、




もう、男なんて皆同じだと思うと恋なんてする気なくした。




「龍人、私無理かも男苦手だし、恋とか分からないよ。」




『じゃ、俺が全て教えてやるよ。』




何、その俺様な言い方、超ムカつくんですけど。




『阿南、学校では先生と生徒の関係は変わらないままだ。



家に帰れば恋人同士だいいな。』




そんなの無理だぁ。




『阿南、俺たちは結婚するんだから、



お互いをもっと良く知らないといけないだろう。』




本当に私たち結婚するの?